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ゲッター

 真空管のバルブ内側に飛んでいるバリウムゲッターは管内に残留する酸素、窒素、二酸化炭素、一酸化炭素、水素等を吸着します。


 バリウムゲッターは通常は銀色ですが、それ以外に黒色、虹色等のものも見受けられます。黒色、虹色になっているゲッターはガス吸着能力が低いと思われている傾向にありますが、実際はそうではありません。


 ゲッターは高周波ボンバーダー(高周波加熱機)によりバルブ外側から高周波(渦電流)により加熱されますが、その時の加熱状況によりゲッターの蒸着レート及び管内の真空度が変わってきます。


 徐々に加熱された場合はゲッター容器、ゲッター材からのガス放出が少なく、高真空状態でゆっくり蒸着されるため、バリウムは最初のガラス面へ単原子配列され、その後蒸着面が厚くなって行き、結果的に銀色になります。


 強く加熱された場合はゲッター容器、ゲッター材からのガス放出が多く、低真空状態で急激にゲッターが蒸着されることになります。この場合、ガス分子に邪魔されたバリウムはバルブ面で均一な再配置を起こさずアイランド状態のいわゆるポーラス状態となり黒色となります。中間的な条件で蒸着された場合は虹色となります。物性的に言いますと、このポーラス状態はガス吸着面の面積が銀色の鏡面に比べると大幅に面積が大きいため、ゲッター作用がより大きいと言えます。


 よって黒色、虹色等に見えるゲッターは銀色ゲッターよりガス吸着能力は大きいと言え、特性的には全く問題はありません。